明るい白髪染め+ハイライトで『脱白髪染め』
そろそろ、
暗い色の白髪染めを見直してもいい時代かもしれませんね。
今からの時代は、
白髪は、
明るめの白髪染めでしっかり染めつつ、
明るさや華やかさ、
立体感をハイライトでプラスすると、
イイ感じになると思います
なんだかんだ白髪はしっかり染めたいですよね~、
白髪染めだけで暗く重くはなりたくない方にオススメです。
しっかり白髪を染めているので、
もちろん白髪は気になりません。
そこにハイライトをブレンドするので、
白髪染めだけでは出せない、
明るさや透明感、
立体感があるカラーが楽しめます。
こちらは、
オール3mmのチップで、ウィービングのハイライトをいれました。
そうすると、
太めのメッシュは入らないので、
ナチュラルなハイライトで、
自然な仕上がりになりました。😁
それでは行程をご覧ください
まずは、
施術前のビフォーです
白髪率は80%で、
ほぼ全体が白髪って感じですね。
6レベルくらいの暗めの白髪染めが入っています。
ダメージはほぼありません。
「もう少し全体を明るくしたい」とのご希望でした。
まずは、
ハイライトから始めます。
薬剤は、
こちらのブリーチ剤を使います。
Schwarzkopf FIBREPLEX
クレイブリーチ
このブリーチ剤は、
ケアブリーチと言われており、
従来のブリーチ剤と比べて、
かなりダメージが抑えられています。
こんな感じで、
ほぼ全体に
3mmチップのウィービングでハイライトをいれました。
なぜ、
髪全体を、
脱染剤やブリーチ剤で白髪染めの色素を抜いてしまわないのか?
って、
思う方もいらっしゃると思いますが、
全体を脱色してしまうと、
強いオレンジ色になってしまうんですよね。
白髪染めの色素は、
赤色が強く入っているので、
長時間ブリーチをしても、
どうしても、
最後までオレンジ色が消えないんですよね。
つまり、
全体を一回でやってしまうのは、
何か事情があって、
どうしても全体を一回で抜かないと綺麗にならない場合以外は、
(真っ黒の白髪染めや、
ヘナや、黒いヘアマニキュアが、
何回も重ねて入っているとか)
通常は変化が大きすぎて、
後で、
困るかもしれません。
それで、
全体に
3mmチップのウィービングでハイライトを入れることによって、
自然に明るい色にチェンジできるんです。
ハイライトが終わりました
このままでは、
オレンジ色が強く出ているのと、
ハイライトとベースの明るさの差を、
もう少し埋めたいので、
さらに、
オンカラーをして、
オレンジ色を抑えました。
ノンジアミンカラーで、
根本の白髪染めと、
中間から毛先には、
アッシュ系の補色でオレンジ色を抑えました。
耳回りには、
イヤリングカラーを入れて、
アクセントにしました。
全体的に、
5レベルくらい明るく見えます。
薄っすらと、
ハイライトのラインも見えますね。
オレンジ色も抑えられて、
自然な明るさになりましたね。
ベースの色と、
ハイライトの部分の、
明るさの「差」を、
開きすぎないのも、
自然にみえるポイントだと思います。
例えば、
1か月サイクルで、
ヘアカラーをしながら、
このハイライトを2ヵ月に一度入れてあげれば、
ドンドンカラーチェンジされて、
明るいカラーになっていきます。
お客様によって白髪のパーセントや
気になり具合、
来店周期やライフスタイルは
一人一人違うので、
お客様にとってベストな『脱白髪染め』を、
一緒に考えていきましょう😄
お待ちしております。